新規就農 北海道

北海道での新規就農から就農後の出来事を投稿します!

自分の経歴 ②

皆さんこんにちは。

今日はあいにくの天気ですね!
前回長々と書いていた、経歴の続きを今回は書いていこうと思います。
 
大学3年の冬から就職活動をスタートし、大学での就活セミナーだったり、マイナビリクナビのような就活サイトで情報を漁ったりして情報収集していました。自分の志望業界は、就活していくにつれてどんどん変わっていったのですが、最初に目指していた業界は旅行業界です(笑)!大学で専攻していることと全く違ったんです(笑)!農業系でもない。
 
なぜ旅行業界を選んだのかというと、単純に海外旅行が好きで、旅行企画の立案だったり、現地視察で仕事で海外に行けるなんて想いから志望していたんですが、いざ実際に面接を受けていく中で、やりたい気持ちはあるけれども適正がないなと段々気付くようになっていった。旅行業界での仕事は、周りの人と協力して何か一つのものを作り上げていくという空気感があり、実際就職試験の課題としてグループになってある一つのテーマについて皆で話し合い、それを皆の前でプレゼンするようなものがあったりした。
 
自分は元来人見知りなため、そういう仕事のやり方は適正がないなと思っていた。しかも面接に来る猛者たちは皆陽キャが多い傾向があった(笑)。なので、到底そのような人達に勝てるわけもなく、テニスが得意なのにバレー選手になろうとするみたいなことになっていた。でも当時は、グループ面接で周りの人達はがんがん言いたいことを言えているのに、自分は全然言いたいことが言えずかなり落ち込んだ。面接の帰りに人知れず泣いたりしていた(笑)。
 
そんなこんなで、旅行業界での仕事と自分の適性は合っていないことが分かったので、旅行業界からは身を引こうと思うようになっていった。次に目指したのは、小売業界だった。
 
就活が終わった後に色々分析して気付いたことだが、面接で通るか通らないかはその仕事や職種に対して適性があるかどうかが大事で、それがある業界ほど面接で通る確率は高かったように思った。しかし、この時点ではそのことに気付いておらず、自分が好きなことややりたいことを軸に業界を選択していた。
 
そのような考えから、次は小売業界を選んだ。自分のやりたいことは、他の人がやらないようなことをやるということが軸としてあり、旅行業界では他の人が思いつかないような旅行企画を考えて実行したいとか、小売業界では他の人が思いつかないような売り場作りをしたいとか、自分のアイデアで多くの人々に影響を与えるようなことがしたいと思っていた。
 
小売業界での面接では、とにかく自分を陽キャであるように見せた(笑)。旅行業界の面接での経験から、陽キャのような人は面接官の評価が高かったように思えた。なので、そのような対応をしたのだが、それが思った以上にはまり、面接では2次、3次へと行けることが多くなった。
 
ただ、かなりキャラを作って面接を受けていたため、ある企業の3回目くらいの面接で「あなた、前回の面接と違って元気ないね?緊張してるの?前回はもっと元気あるように見えたんだけどね。」と言われた。自分の中ではまったく同じような態度で臨んでいたつもりだったが、他人から見ると違うんだなと。つまり、本当の自分ではない姿をずっと続けるといつかボロが出るし、仮に合格して仕事をし始めたとしてもずっと演じ続けなければならないのはかなりきついなと思うようになっていった。当然、その面接は落ちてしまったが・・・
 
そんな経験から、やりたいこと、好きなことを軸にすることはやめた。そうではなくて、自分の性格とその仕事の適性が大事なんだと気付いた。自分の性格は、一つのことをコツコツとやり続けることや周りと協調して何かをするではなく自分で考えて自分で実行することなど、一人でコツコツやるような仕事と適性があるんじゃないかと自己分析した。
 
その結果、2つの業界を目指し始めた。それは、パン業界と農業業界だ。
この2つの業界は自分との相性がよく、旅行業界や小売業界とは比べ物にならないほど面接での勝率は上がった。なぜ受かるようになったのかについては、また次回書いていこうと思う。
See you next time.